都心上空を飛行する羽田新ルート、在日アメリカ軍と横田空域通過で合意

都心上空を飛行する羽田新ルート、在日アメリカ軍と横田空域通過で合意

政府は2019年1月29日(火)付けで、羽田空港の新たな飛行ルートの実現に向け、首都圏上空の一部で在日アメリカ軍の横田基地が航空管制を担当する、いわゆる「横田空域」の一部通過について合意したと発表しました。羽田空港の機能強化策として、発着枠の増加と都心上空を飛行する航路の導入にあたり、住民説明会と並行し、アメリカ空軍と交渉が進められてきました。

これにより、東京都心の上空を通過する飛行ルートが運用でき、国際線の年間発着枠は現在の年6万回から9万9,000回に拡大します。この発着枠の拡大により、政府は2020年の訪日外国人の目標4,000万人の目標実現をめざします。

今回はオリンピック・パラリンピックを契機とした増枠ですが、この終了後も新ルートを飛行する場合、横田空域を一部通過する旅客便については、航空局が管制を担当します。

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