アメリカ国防総省、フィンランドへEA-18Gグラウラー提供を承認

アメリカ国防総省、フィンランドへEA-18Gグラウラー提供を承認

ニュース画像 1枚目:EA-18Gグラウラー
© Boeing
EA-18Gグラウラー

ボーイングとアメリカ海軍は2019年2月18日(火)、アメリカ国防総省からフィンランドへEA-18Gグラウラーを提供する承認を得たと発表しました。EA-18Gグラウラー電子攻撃機の購入は、オーストラリアのみ購入許可を得ていましたが、新たにフィンランドが加わりました。

これを受けボーイングとアメリカ海軍は、フィンランド国防省が進めている次期戦闘機HXプログラム調達の一部としてEA-18GグラウラーとF/A-18スーパーホーネットを提案します。F/A-18とEA-18Gプログラムを担当するボーイング副社長は、ブロックIIIのスーパーホーネットとグラウラーの組み合わせにより、フィンランドの要求を満たす優れた能力を提供できるとコメントしています。

グラウラーはF/A-18の1機種で、世界で最も先進的な電子妨害機で、現在生産されている唯一の機種です。レーダー、通信システムを含む広範囲な電子戦線の任務にあたることができます。日本もグラウラー導入検討について、報道されたことがあります。

なお、ボーイングは2018年6月、フィンランド空軍100周年エアショーの開催にあわせ初めてアメリカ海軍のEA-18Gグラウラーをフィンランドで初めて披露し、地上展示、展示飛行を実施しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く