777次期政府専用機、アンドルーズ統合基地で防衛交流

777次期政府専用機、アンドルーズ統合基地で防衛交流

ニュース画像 1枚目:アンドルーズ統合基地での777次期政府専用機
© 航空自衛隊
アンドルーズ統合基地での777次期政府専用機

航空自衛隊航空支援集団は、2019年2月12日(火)から2月16日(土)まで、777政府専用機の任務運航開始に備えた国外運航訓練を実施しました。この際、アメリカのアンドルーズ統合基地に寄港し、特別航空輸送隊の防衛交流を実施しました。この訓練は「80-1112」が使用されたとみられます。

次期政府専用機の国外運航訓練はシドニーのキングスフォード・スミス空港、シンガポールのチャンギ国際空港、南アフリカのキング・シャカ国際空港、アラブ首長国連邦のアル・ダフラ空軍基地、スウェーデンのアーランダ空港などに飛行しており、2月はアメリカとスイスのチューリッヒ空港に運航しました。

訓練に参加した航空支援集団司令官は、アンドルーズ統合基地への寄港中、アメリカ国防省を訪問し、統合参謀本部と空軍参謀本部の関係者を表敬しています。特別航空輸送隊は、アメリカ空軍第89輸送航空団との部隊間交流を行っています。

日本政府は、747政府専用機を2018年度に退役、2019年度から777-300ERを新たな政府専用機とする方針で、「80-1111」と「80-1112」の2機体制で訓練を実施しています。これにより、747-400の現在の政府専用機は退役します。

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