ANA、総合トレーニングセンターの一部を運用開始 日本初の施設も

ANA、総合トレーニングセンターの一部を運用開始 日本初の施設も

ニュース画像 1枚目:総合トレーニングセンター ANA Blue Base
© ANA
総合トレーニングセンター ANA Blue Base

全日空(ANA)グループは2020年6月から、総合トレーニングセンター「ANA Blue Base(ABB)」を全面運用します。すでに2019年4月15日(月)から、一部で運用を開始しています。

この施設は、安全、オペレーション品質の向上、イノベーション推進、働き方改革、ANAブランドを発信する人財育成の拠点として、3万平方メートル以上の敷地面積に世界最新鋭の訓練設備を設置する日本最大級の訓練施設です。

現在ANAグループの訓練、教育、研修機能が羽田空港周辺に点在しており、今後集約されます。ABBは、飛行中の揺れなどをリアルに再現できる日本初導入のモーションモックアップなど世界最新鋭の訓練機器やMR・VRを導入し、オペレーション品質の向上を図ります。

また、施設内に空港を再現し、部門間で連携が必要な場面の訓練や、航空会社の訓練施設として初めて茶室を新設し、日本流のおもてなしを学ぶなど、運航乗務員、客室乗務員、整備士、旅客係員、グランドハンドリング係員、貨物取扱係員向けの施設が集約されます。

ANAグループでは、ABBでの訓練を通じて、経営の基盤である安全の堅持にいっそう取り組み、さらなるサービス・品質の向上に努め、安全で快適な空の旅を提供するエアライングループをめざします。

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