三沢第3飛行隊が最初で最後に参加するRF-A 19-2、はじまる

三沢第3飛行隊が最初で最後に参加するRF-A 19-2、はじまる

ニュース画像 1枚目:レッド・フラッグ・アラスカ イメージ
© US Air Force photo by Airman 1st Class Sean Carnes
レッド・フラッグ・アラスカ イメージ

アメリカ空軍は、アラスカ州アイルソン空軍基地、エレメンドルフ・リチャードソン統合基地を拠点に実施する多国籍演習、「レッド・フラッグ・アラスカ(RF-A) 19-2」を開始したと公表しました。演習は6月6日(木)から6月21日(金)まで実施される予定です。

今回のRF-A 19-2は、航空自衛隊、韓国空軍、タイ空軍が参加しており、それぞれ航空機をアイルソンまたはエレメンドルフに派遣しています。それぞれアメリカ空軍と訓練を実施し、戦術や技術の共有、二国間の統合能力の向上を目指します。両基地の近くに設けられている戦闘訓練エリアは、67,000平方マイルが確保され、各種施設は民間エリアから隔離されているため比較的制限が少なく、現実的な戦闘状況を再現し、自由な訓練ができる機会となります。

空自が派遣した第3航空団は、第3飛行隊のF-2戦闘機を初めて参加させています。第3飛行隊は2020年度に百里基地へ移転を控え、三沢からのRF-A参加は最初で最後です。この部隊は5月30日(木)から6月6日(水)にかけ、第3航空団司令以下の隊員に見送られ、アラスカへ出発しています。

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