空自とオーストラリア空軍、初めての日豪共同訓練を本格始動

空自とオーストラリア空軍、初めての日豪共同訓練を本格始動

ニュース画像 1枚目:日豪戦闘機の写真演習
© 航空自衛隊 航空総隊
日豪戦闘機の写真演習

航空自衛隊とオーストラリア空軍(RAAF)は2019年9月25日(水)、9月11日(水)から実施されている、初めての日豪共同訓練「武士道ガーディアン19」について、共同発表をしました。

航空幕僚長の丸茂吉成空将と、オーストラリア空軍本部長のメル・ハプフェルド中将は、日本国内での共同訓練を歓迎し、日豪の「特別な戦略的パートナーシップ」を象徴するとコメントしています。

「武士道ガーディアン19」は空自とRAAFの相互運用性の向上を実証する演習で、両者は二国間、多国間の訓練・演習の進歩の機会を引き続き追求するほか、インド太平洋の平和と安定に向け貢献します。

演習には、空自からF-15戦闘機10機とF-2戦闘機3機、RAAFはF/A-18A/B戦闘機7機、KC-30空中給油機が1機、C-17輸送機1機、C-130J輸送機1機と人員およそ150名が参加しています。訓練は、千歳基地、三沢基地とその周辺空域で、要撃戦闘訓練、防空戦闘訓練、戦術攻撃訓練を実施しています。

千歳市による日豪共同訓練の実施状況によると、オーストラリア空軍のC-17輸送機が物資や人員を輸送、9月20日(金)にF/A-18戦闘機6機、KC-30空中給油機1機が千歳基地に到着しています。その後、9月25日(水)から共同訓練が実施されています。また、9月20日(金)に到着を予定していたF/A-18の1機は9月27日(金)、飛来しないことが決まりました。

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