アドリア航空が破産申請、全ての定期便を運航停止

アドリア航空が破産申請、全ての定期便を運航停止

ニュース画像 1枚目: アドリア航空
© Adria Airways
アドリア航空

アドリア航空は2019年9月30日(月)、スロベニアのクラーニ地方裁判所で破産手続きの申し立てを行ったと発表しました。同社は9月24日(火)から、大部分のフライトの運航を停止していました。

金融業務、破産手続き、強制解散などを規定するスロベニアの法律「Slovenian Financial Operations, Insolvency Proceedings, and Compulsory Dissolution Act (ZFPPIPP)」に基づき、破産手続きが開始されたものです。

裁判所は、破産手続の開始を始決定する3日間の法定期間を設けており、アドリア航空は破産手続きを申し立てたことにより、全ての定期便の運航を停止します。

アドリア航空はチャーター便運航会社として1961年に設立され、 1980年代には定期便路線の運航を開始、国際航空運送協会(IATA)に加盟、また2004年12月はスターアライアンスに加盟し、スロベニアのリュブリャナとヨーロッパ全域の20都市以上を結び、北西ヨーロッパから南東ヨーロッパへ充実した接続性を提供していました。

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