海上自衛隊、アメリカ海軍、インド海軍は2019年10月4日(金)、日米印共同訓練「マラバール2019」を終了しました。アメリカ海軍からは第5哨戒飛行隊(VP-5)マッドフォックスのP-8Aポセイドンが参加しました。
海上自衛隊が主催した「マラバール2019」は、日本周辺の海域で陸上と海上両方のフェーズの演習が実施され、2019年度は最新の戦闘能力を確認する対抗訓練、対潜戦訓練、対空戦訓練、対水上射撃訓練、対空射撃訓練、洋上補給訓練など一連の演習に加え、海軍間の相互運用性を向上させる訓練と、複合的な作戦を実施しました。
この多国間演習では、捜索救助、対潜戦、対空監視や偵察作戦を行い、相互運用性を確かめ、主要な技量向上の機会となりました。第72任務部隊(CTF-72)は、相互運用性とそれぞれの戦術の連携を中心に演習し、複雑な事態への対処能力が向上したと演習の効果を説明しています。
VP-5はフロリダ州ジャクソンビルに拠点を置き、日本では沖縄の嘉手納基地に展開しています。嘉手納の分遣隊は、第7艦隊作戦エリア内での海上パトロールと偵察、およびアジア太平洋地域での任務を実施しています。