陸上自衛隊は2019年11月6日(水)以降、明野駐屯地に所在する陸上自衛隊航空学校所属のAH-64Dについて地上でのエンジン始動を開始し、11月18日(月)から順次、飛行再開します。
2018年2月に目達原駐屯地所属の第3対戦車ヘリコプター隊のAH-64D、「74502」が定期整備後の試験飛行中に墜落したことを受け、陸自の航空事故調査委員会で、幅広い観点から事故原因を検討、分析し、再発防止策を打ち出していました。主に点検要領と保管要領の見直し、飛行再開に向けた環境整備に取り組んできました。
このほど、再発防止策について各部隊で教育を実施し、飛行再開の目途がついたとしています。陸自には、富士重工(現SUBARU)が製造した13機が納入されており、保有機は12機となっています。