777政府専用機、バンコクから首相が予備機で帰国 往路のボヤ騒ぎで

777政府専用機、バンコクから首相が予備機で帰国 往路のボヤ騒ぎで

ニュース画像 1枚目:777 政府専用機
© 航空自衛隊
777 政府専用機

航空自衛隊は2019年11月3日(日)から11月5日(火)まで、政府専用機を運航しました。安倍首相がバンコクで開催されるASEAN関連首脳会議出席に出席することに伴う運航です。

公表された予定では、11月3日(日)に羽田空港を出発し、同日中にバンコクへ到着、11月5日(火)にバンコクを出発し、同日に羽田空港へ帰着する予定です。この運航で11月3日(日)、首相が搭乗した機内でぼや騒ぎがありました。

防衛省によると、羽田を離陸してバンコクに向かう15時頃、機体後部のギャレーのオーブンで耐熱袋に入ったパンを温めていたところ、焦げ臭いにおいが生じ、煙が出たため、消火器を用いました。その際にスイッチを切り、消火剤で消火する手順どおりに実施、運航に支障はないとの判断で、そのままバンコクへ飛行しています。

機内放送で、「ぼや」とアナウンスしたものの、火は確認されていないと公表されています。これを受け、2機体制で運航する政府専用機は、首相の日本帰国に予備機を使用しています。

この事案を受け、河野防衛相は「天皇陛下もお乗せする飛行機でございますので、きちんとやりたい」とコメントし、陳謝しました。

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