防衛省は2019年4月22日(月)から、777政府専用機で要人輸送の初任務を発表しました。これは安倍首相のヨーロッパ、アメリカ、カナダ訪問に伴う運航です。旧政府専用機の747-400と新たな777の機種交代式典は2019年3月下旬に実施されています。
777政府専用機の運航予定は、4月22日(月)に羽田空港を出発し、フランス・パリ、イタリア・ローマ、オーストリア・ウィーン、ベルギー・ブリュッセル、アメリカ・ワシントンD.C.、カナダ・オタワを巡り、4月29日(月)に羽田へ戻ります。各都市の主要空港を結んだ距離は、単純合計で29,870キロメートルとなります。
首相の外遊はフランス、イタリア、スロバキア、ベルギー、アメリカ、カナダを訪問します。G7各国とG20大阪サミットの成功に向けた議論を交わします。このうち、イタリアでは、安全保障・防衛分野を含む幅広い二国間関係の強化もテーマになっています。アメリカでは北朝鮮を含む様々な議題の意見交換も予定しています。この外遊では日本の首相として、スロバキアに初めて訪問し、チェコ、ポーランド、ハンガリーを加えた「V4(ヴィシェグラード4カ国)+日本」首脳会合を開催します。
■777政府専用機の初任務予定 4月22日(月) 羽田発 4月23日(火) フランス・パリ着、同日発 4月24日(水) イタリア・ローマ着、同日発 4月25日(木) オーストリア・ウィーン着、 同日発、ベルギー・ブリュッセル着 4月26日(金) ベルギー・ブリュッセル発 4月27日(土) アメリカ・ワシントンD.C.着 4月28日(日) ワシントンD.C.発、 カナダ・オタワ着 4月29日(月) カナダ・オタワ発、羽田着