ロールス・ロイスは2019年11月18日(月)、エミレーツ航空が新規導入するA350にトレントXWBエンジンを搭載すると発表しました。エミレーツ航空とエアバスは、11月17日(日)から11月21日(木)まで開催された「ドバイ・エアショー 2019」で、A350-900の50機購入契約に調印、搭載エンジンにトレントXWBを選定しました。
ロールス・ロイスとエミレーツ航空との関係は1996年にトレントエンジンを選定したときに始まりました。トレントXWBは、エミレーツ航空が運用するトレントシリーズでは4代目になります。
トレントXWBは、世界で最も効率性の高い大型航空エンジンです。運用開始から5年を迎え、これまでの総飛行時間は500万時間を超え、29社の航空会社が130都市へ運航しています。また、定時出発率は99.9%という優れた実績を誇っています。
トレントエンジンシリーズは7種類あり、1995年に最初のトレント700の運用が開始されて以来、シリーズの総飛行時間は1億4,000万時間を超えています。