羽田空港の新飛行経路、実機飛行で確認 都心からの着陸は2月1日から

羽田空港の新飛行経路、実機飛行で確認 都心からの着陸は2月1日から

ニュース画像 1枚目:飛行イメージ
© AviaAM Leasing
飛行イメージ

国土交通省航空局は、2020年1月30日(木)から3月11日(水)の期間、羽田空港の新飛行経路の運用開始を前に、定期便で使用する実機で北風と南風時の飛行確認を実施します。北風時は出発の新経路で1月30日(木)から2月12日(水)、南風時は着陸時に都心を通過する新経路とB滑走路から離陸する新経路で2月1日(土)から3月11日(水)、それぞれ7日間程度実施します。

実機飛行による確認は、管制官が新飛行経路の運用の手順などを確認することに加え、新たに設置する18箇所で航空機騒音測定局の調整を行います。新飛行経路の運用に伴う騒音影響の実態を把握し、情報を提供するため、新たに航空機騒音測定局を設置し、3月29日(日)以降は羽田空港を離着陸する航空機の騒音は既設の測定局を含め、32箇所で測定します。

さらに、調整中の騒音測定局と別に、実機飛行中は臨時で航空機の騒音測定を実施します。騒音の測定結果は、測定日の翌営業日に速報、測定日の概ね3日後に詳細な測定結果をホームページで公表します。

なお、南風時の新たな飛行経路での着陸に必要な設備工事は、1月30日(木)と1月31日(金)に実施する予定で、2月1日(土)からの実機飛行となります。また、確認は必要な予定日数が実施できなかった場合でも、飛行確認の期間は延長しません。

■新たに航空機騒音測定局を設置する場所
1:さいたま市立岸町公民館
2:川口市立八幡木中学校
3:板橋区立赤塚第二中学校
4:北区立袋小学校
5:練馬区職員研修所
6:豊島区立千早小学校
7:新宿区立落合第二小学校
8:小淀ホーム(中野区)
9:渋谷区立広尾中学校
10:港区立高輪台小学校
11:目黒区立田道小学校
12:東京都立産業技術高等専門学校
  品川キャンパス
13:東京都下水道局南部下水道事務所
  品川出張所
14:東京都下水道局八潮ポンプ所
15:大田区立大森第五小学校
16:国立医薬品食品衛生研究所(川崎市)
17:江戸川区立第五葛西小学校
18:東京都交通局大島総合庁舎
この記事に関連するニュース
メニューを開く