ユーロアトランティックも飛来、クルーズ乗客支援で各国がチャーター便

ユーロアトランティックも飛来、クルーズ乗客支援で各国がチャーター便

ニュース画像 1枚目:ぼんやりしまちゃんさんの航空フォト
© FlyTeam ぼんやりしまちゃんさん
ぼんやりしまちゃんさんの航空フォト

横浜港で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客が下船を開始し、アメリカ政府、韓国政府に続き、各国政府がチャーター機を派遣しています。茂木外相はカナダが2月19日(水)に自国民を下船、帰国させる意向を伝えていると明らかにしているほか、オーストラリアも同様の意向です。このほか、イタリア、香港も航空機を派遣する意向で、その他の国・地域からも同様の要望が寄せられる可能性があるとコメントしています。

このうち、香港は専門家30名と共にチャーター便を派遣しています。キャセイパシフィック航空が運航する777-300、機体記号(レジ)「B-HNM」が使用されています。ダイヤモンド・プリンセスには、香港住民が352名で、このうち260名が香港特別行政区(HKSAR)パスポートを保有し、92名が外国のパスポートを保有しています。このうち、約50名が新型コロナウイルスの感染が確認されている状況です。

オーストラリアはモリソン首相が日本政府に謝意を示しつつ、2月19日(水)にオーストラリアへの帰国を支援するチャーター便を用意すると発表しています。この便は、カンタス航空が運航する予定で、首相がアラン・ジョイスCEOに打診、運航に協力するカンタス航空のスタッフにも感謝の意を表明しています。このチャーター便は、QFA6031便として747-400、機体記号(レジ)「VH-OEE」を派遣しているとみられます。

カナダは、チャーター便で乗客たちをトレントン基地に輸送します。その後は、オンタリオ州コーンウォールにあるNAVカナダの訓練機関でさらに14日間の検疫期間が設けられています。

また、すでに到着しているチャーター便では、ポルトガルのユーロアトランティック・エアウェイズの機体記号(レジ)「CS-TFM」、777-200ERが飛来しています。これ以外にも、羽田空港には各国のチャーター便が飛来する可能性があります。

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