B-1Bランサー、アンダーセン基地に配備 東シナ海で訓練を実施

B-1Bランサー、アンダーセン基地に配備 東シナ海で訓練を実施

ニュース画像 1枚目:B-1Bランサーの離陸
© U.S. Air Force photo by Senior Airman River Bruce
B-1Bランサーの離陸

アメリカ空軍全地球打撃コマンド(AFGSC)は2020年5月1日(金)、第9遠征爆撃飛行隊(9EBS)のB-1Bランサーをグアムのアンダーセン空軍基地にローテーション配備したと発表しました。B-1Bのアンダーセン空軍基地への配備は、2017年以来となります。

9EBSはダイエス空軍基地第7爆撃航空団、第9爆撃飛行隊からB-1Bが4機と約200人の要員で構成されています。インド太平洋地域で同盟国やパートナーを抑止力としてサポートします。

アンダーセン空軍基地に配備されたB-1Bのうち1機は、日本の近くでアメリカ海軍と訓練を実施しました。さらに5月4日(月)、アンダーセン空軍基地から9EBSのB-1Bが離陸し、東シナ海で訓練ミッションを実施しました。

アンダーセン空軍基地は、1944年に日本本土爆撃を目的として作られB-29スーパーフォートレスが配備されました。ベトナム戦争中はB-52ストラトフォートレスを配備し北ベトナムの爆撃を行いました。現在は、B-52、B-1B、B-2Aスピリットをローテーションで配備し、インド太平洋地域にプレゼンスを示しており、特にB-1Bは、ロシアとの新戦略兵器削減条約(New START)で非核化され、誘導と無誘導の非核兵器を搭載する能力があります。

期日: 2020/05/04から
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