セスナ・スカイクーリエ、5月17日に初飛行

セスナ・スカイクーリエ、5月17日に初飛行

ニュース画像 1枚目:セスナ・スカイクーリエ
© Textron Aviation Inc
セスナ・スカイクーリエ

テキストロン・アビエーションは2020年5月17日(日)、セスナ・スカイクーリエの初飛行を実施しました。ビーチファクトリー飛行場を離陸したスカイクーリエは、シニアテストパイロットとチーフテストパイロットが操縦し、2時間15分の飛行中に航空機の性能、安定性、制御をはじめ、推進力や機体の制御、アビオニクスシステムなどをテストしました。

この飛行を皮切りに、スカイクーリエの性能を検証するフライトテストプログラムを開始します。テキストロン・アビエーションは、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる混乱の中、準備を進め、この初飛行で乗り越える粘り強さを示したと歓迎しています。

セスナ・スカイクーリエは、プラット・アンド・ホイットニー・カナダのPT6A-65SCエンジンを搭載し、6,000ポンドのペイロードを提供する貨物仕様、19席を搭載する旅客仕様、あるいは旅客・貨物コンビ仕様など、客室の柔軟性、ペイロード、優れた性能、低い運用コストで提供されます。コクピットにはガーミンG1000 NXiアビオニクススイートを搭載、最大巡航速度は時速370キロメートル、最大航続距離は1600キロメートルです。

この機種は2017年11月、フェデックス・エクスプレスが確定発注50機、オプション50機と最大100機の契約を締結しています。

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