ANA武漢チャーター便運航の功績、外相から航空会社初の感謝状

ANA武漢チャーター便運航の功績、外相から航空会社初の感謝状

ニュース画像 1枚目:感謝状を受領したANA
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感謝状を受領したANA

全日空(ANA)は2020年6月23日(火)、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、邦人退避支援のため運航した武漢チャーター便について、茂木外務大臣から感謝状が授与されました。外相からの感謝状授与は、航空会社としてANAが初めてです。

茂木外相は、ANAの多くのスタッフが新型コロナウイルス感染の不安や危険を顧みず、この邦人退避オペレーションに従事したことに対して、その勇気と多大な貢献に謝意を表すとコメントしています。同時に世界各地で邦人の出国、帰国が困難な中、臨時便の運航、定期便の維持で、多くの邦人の出国、帰国を手助けし、世界各地から約10,700名の邦人の帰国が実現しており、引き続き協力を要請しています。

感謝状の授与式には、ANAの平子社長とチャーター便業務に携わった社員の代表5名が参加しました。ANAは、ビジネスや観光需要が回復することに期待しつつ、清潔で衛生的な環境の提供で感染防止に万全を期し、公共交通機関として日本経済の再生に貢献したいとコメントしています。

このチャーター便は羽田/武漢間で計5便を運航し、湖北省に在留、帰国を希望する日本人とその家族828名の早期帰国が実現しました。往路では中国向けの医療物資を輸送し、その復路となる1月29日(水)の1本目を皮切りに、2月17日(月)まで、767-300の機体記号(レジ)「JA607A」の国内線仕様が投入されました。

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