初のアメリカ海軍CMV-22Bオスプレイ、運用部隊に配備

初のアメリカ海軍CMV-22Bオスプレイ、運用部隊に配備

ニュース画像 1枚目:初のCMV-22B
© U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Chelsea D. Meiller
初のCMV-22B

サンディエゴのアメリカ海軍ノースアイランド海軍航空基地に2020年6月22日(月)、運用可能な初のCMV-22Bオスプレイが到着しました。この機体は第30艦隊支援多任務飛行隊(VRM-30)タイタンズが運用します。VRM-30は2018年12月、ノースアイランド海軍航空基地で創隊され、CMV-22Bを導入する初の飛行隊として準備が進められてきました。

CMV-22Bは、C-2Aグレイハウンドが任務としてきた航空母艦への物流支援を担います。過去40年に渡り運用されたC-2Aは、CMV-22Bへの機種更新で航続距離を飛躍的に拡大し、貨物搭載量の増加、搭降載時間の迅速化、生存率の向上、通信機能の強化が図られています。

CMV-22Bオスプレイは、V-22オスプレイの1機種で、海兵隊向けMV-22B、空軍向けCV-22Bの海軍向け仕様です。主に空母打撃群とタスクフォースを支援し、貨物や人員輸送の任務を担います。特にターボプロップ機のように飛行し、垂直離着陸が可能なことで、安全性と長い航続距離を確保します。

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