イギリス国防省のベン・ウォレス国防長官は2020年7月15日(水)、イギリス初となるプロテクターRG Mk1を3機製造する契約を、ゼネラル・アトミックスと6,500万ポンドで締結したと発表しました。プロテクターRG Mk1は、リーパーの後継として2024年半ばから運用を開始し、合計16機を導入する計画です。
プロテクターRG Mk1の滞空可能時間は40時間、拡張型のデータリンクを搭載し、次世代型への更新が可能です。ブリムストーンミサイル(MBDA)とペイブウェイ IVレーザー誘導爆弾の武装ができます。世界初の認定リモート・パイロット・エア・システム(RPAS) を取得しており、民間航路を含む混雑した空域でも飛行が可能です。
イギリス空軍(RAF)は、プロテクターRG Mk1の運用で、今後数十年に渡り地球規模の戦場で、情報収集・監視・偵察・目標捕捉(ISTAR)活動の任務を遂行します。