エミレーツ航空、新型コロナウイルス感染症対策を強化

エミレーツ航空、新型コロナウイルス感染症対策を強化

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空の安全対策
© エミレーツ航空
エミレーツ航空の安全対策

エミレーツ航空は2020年7月16日(木)、空港内と機内における衛生対策について発表しました。定期便運航再開を受け、新しい対策が実施されています。

感染リスクを最小限に抑えるため、専門家のアドバイスに従い、空港でのチェックインから渡航先で降機するまでの過程を見直し、チェックイン時、乗り換え時、搭乗時、フライト時とシーン別の対策を紹介しています。

チェックイン時には、手袋やマスク、抗菌ウェットティッシュ、手の消毒剤が入った無料旅行衛生キットを配布し、チェックインからフライト中、乗り換えなど、すべての場面で安全を確保します。

ドバイ国際空港での乗り換え時には、降機時にサーマルカメラによる体温測定を受ける必要があります。搭乗待合室はレイアウトを変更してソーシャルディスタンスを確保し、旅客には時差搭乗を案内しています。

フライト時の対策として、客室乗務員は防護服を着用し、フライトが1.5時間以上の場合には、客室サービスアシスタントも搭乗して45分ごとにトイレの清掃を行います。

また、従業員に対しても、安全対策を徹底しています。フライトに携わる従業員と客室乗務員には送迎車を用意し、運航乗務員は、乗務予定の航空機に搭乗する前に専用施設でチェックインします。乗り継ぎはできる限りしない方針ですが、乗り継ぎが必要な長距離フライトに乗務する場合は、全員にホテルのシングルルームを用意しています。また、フライトに携わった運航乗務員と客室乗務員は、ドバイ帰国時にPCR検査を受け、勤務を除き自宅で14日間の検疫を義務付けています。

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