KC-46、初めての医療輸送ミッション

KC-46、初めての医療輸送ミッション

ニュース画像 1枚目:患者を降機
© U.S. Air Force photo Airmen 1st Class Nilsa Garcia
患者を降機

アメリカ空軍(USAF)の最新鋭空中給油機KC-46Aペガサスが2020年7月9日(木)、初めての医療輸送を実施しました。KC-46Aで医療輸送の能力をテストは乗務員チーム7名が参加し、実際の患者などを7名乗せて14時間掛けて実施して、USAFの空軍の運用試験と評価センターがその任務内容を評価しました。

KC-46は空中給油、空輸、航空医療搬送(MEDEVAC)の3つの任務をセットとしており、医療輸送の能力評価で初めての運用任務が正常に完了したことは重要なマイルストーンを記したことを意味しています。

当日の医療輸送の実施は、第905空中給油飛行隊(905ARS)のパイロット、マイケル・マーフィー少佐と第22航空機整備中隊(22AMS)が、カンザス州マッコーネル空軍基地でフライトチェックを実施しました。

アメリカ空軍はKC-46AはKC-135の後継として2011年2月に179機を導入を決定しました。767-200ERをベースに787のグラスコクピットや、防弾装甲されたコクピットと燃料タンクを装備し、コクピットで2次元または3次元のモニターを用いてフライングブーム式の空中給油を行うシステムを導入しています。

期日: 2020/07/09から
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