最後のA380、胴体組み立て完了

最後のA380、胴体組み立て完了

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空 A380
© Emirates
エミレーツ航空 A380

A380最後の機体で、エミレーツ航空向け製造番号(msn)「272」が2020年9月23日(水)、組み立て工場から移動しました。トゥールーズの最終組立工場では、ヨーロッパ各地の工場で組み立てられた前部胴体、中央胴体、後部胴体、尾翼、左右の主翼の6点の大型部品が組み合わせられました。最後のA380の機首部分は2020年6月、製造されたレヴィニャックからトゥールーズ工場へ深夜に運び込まれていました。

A380の完成に向け今後、胴体の作業後にエンジンを装着する流れです。その後、地上での試験などを行い、初飛行と同時にハンブルクのエアバス工場へ向かい、塗装や機内設備の装着、テスト飛行などを実施します。

なお、エアバスは現在、エミレーツ航空向けに引き渡しするA380を9機、製造・完成に向けて作業を続けています。製造番号順には、「261」、「264」、「267」以降は順に「272」までとなっています。

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