知覧特攻平和会館、10月10日から企画展「このまちも戦場だった」

知覧特攻平和会館、10月10日から企画展「このまちも戦場だった」

ニュース画像 1枚目:アメリカ軍の弾痕が残る旧陸軍知覧飛行場 弾薬庫
© 南九州市
アメリカ軍の弾痕が残る旧陸軍知覧飛行場 弾薬庫

鹿児島県の知覧特攻平和会館は2020年10月10日(土)から2021年1月15日(金)まで、「米国国立公文書館 調査報告展 このまちも戦場だった - 米軍機がとらえた知覧の空襲 -」を開催します。1945年の太平洋戦争末期、知覧はアメリカ軍の航空機による空襲を受けています。アメリカ国立公文書館で調査、入手した写真と映像を展示し、知覧が受けた空襲の記憶を刻んだガンカメラの記録が企画展示室で閲覧できます。

この展示にあわせ、10月10日(土)午前と午後の2回、「企画展 講座」 と「フィールドワーク」をセットで開催します。入館料のみで受講できますが、定員は10名で、当日受付となります。開始時間は午前が10時、午後が14時です。いずれも講座30分、戦跡巡りのフィールドワーク30分です。

講座は、知覧での空襲・空爆の詳細、飛来したアメリカ軍機やその部隊の説明、ガンカメラと記録された映像から読み取れることなど、企画展の詳しい解説で理解を深められます。フィールドワークでは、知覧特攻平和会館の周辺に残る、油脂庫、弾薬庫、給水塔などを徒歩で巡り、空襲の痕跡を参加者自身の眼で確認できます。なお、雨天時は前半の講座のみの実施に変更されます。

期日: 2020/10/10 〜 2021/01/15
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