三沢基地、301飛行隊新編記念行事 カエルのF-35Aお目見え

三沢基地、301飛行隊新編記念行事 カエルのF-35Aお目見え

ニュース画像 1枚目:部隊マーク「カエル」が施されているF-35Aの尾翼
© 航空自衛隊
部隊マーク「カエル」が施されているF-35Aの尾翼

航空自衛隊三沢基地で2020年12月15日(火)、第301飛行隊の新編記念式典が挙行されました。第301飛行隊は百里基地で1973年10月に新編され、1985年3月に新田原基地に移駐、2016年10月に新田原から百里に再配備されていました。新編当初からF-4EJ、F-4EJ改を運用しました。

2018年度予算から進められた航空自衛隊戦闘機部隊の移動計画は、今回の第301飛行隊の三沢基地新編により、一段落します。この計画は、第301飛行隊、第302飛行隊の三沢基地への移動とF-35Aへの機種更新を目指していました。まず、2018年度に第302飛行隊が百里から三沢へ移動、F-4からF-35Aへ機種更新しました。さらに、2016年10月に新田原から百里へ第301飛行隊を再配備し、今回、F-35Aの部隊として三沢基地に新編する計画でした。

三沢基地で新編された第301飛行隊は、その部隊マーク「カエル」を引き継ぎました。1973年の部隊編成時、基地から望む筑波山の名物ガマガエルにちなみ、任務を終え「無事帰る」の意味が込められたマークを引き続き使用します。

マフラーの星は、新田原基地時代の第5航空団では5個だったように、新編後は第3航空団隷下を示す3個になっています。ちなみに、被視認性を下げるロービジ塗装が施されているため、マフラーは白抜きですが、記念式典などに記されたカエルは黄色マフラーとなっており、伝統を引き継ぐデザインです。

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