イギリス空軍、ウェッジテイルをロジーマス空軍基地に配備

イギリス空軍、ウェッジテイルをロジーマス空軍基地に配備

ニュース画像 1枚目:イギリス空軍が導入するウェッジテイル イメージ
© RAF
イギリス空軍が導入するウェッジテイル イメージ

イギリス空軍はウェッジテイルAEW Mk1偵察機をスコットランドのロジーマス空軍基地に配備すると発表しました。英連邦のコモンウェルスでは、オーストラリア空軍がすでに導入しており、イラクやシリアでの作戦に使用した実績があります。配備は、2023年を予定しています。

ウェッジテールは早期警戒管制機で、737-700の胴体をベースとし、737-800の主翼を付けています。胴体上部にノースロップ・グラマンのアクティブ電子走査レーダーを搭載し、長時間に渡る飛行、敵性が疑われる航空機の監視・追跡に加え、自軍の航空機の指揮・管制を行い、制空権を優位に保つことが目的の機体です。400万平方キロメートルをおよそ10時間監視できます。

イギリス空軍は新機種の導入で、1987年に導入を開始したE-3Dは6機から4機に削減します。ウェッジテイルAEW Mk1偵察機へ更新し、イギリスと北大西洋条約機構(NATO)の防衛・安全保障でスコットランドの役割を強化します。

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