成田空港、2020年の国際線旅客数 過去最低の726万人

成田空港、2020年の国際線旅客数 過去最低の726万人

ニュース画像 1枚目:成田国際空港 2020年の国際線旅客数
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成田国際空港 2020年の国際線旅客数

成田国際空港(NAA)は、2020年暦歴の運用状況を発表しました。新型コロナウイルスによる出入国制限により、国際線の旅客数は前年比80%減の726万人と、開港年を除き過去最低になりました。

国内線は、緊急事態宣言などの影響を受け、発着回数・旅客数ともに日本の格安航空会社(LCC)が就航する以前の2011年に次ぐ低い数字を記録しました。一方、旅客便の運休・減便により貨物スペースが減少したことから、貨物臨時便が多数運航され、国際貨物便の発着回数は、2006年以来の最高値を更新しています。

航空機の発着回数は、国際線旅客便が前年比66%減の62,326回、国内線旅客便が45%の29,427回、貨物便などを含む全体が48%減の136,502回でした。このうち、国際貨物便の発着回数は、前年比53%増の37,316回で暦歴として過去最高を更新しました。

旅客数は、国際線が前年比80%減の726万人、国内線が58%減の322万人、全体が76%減の1,048万人で、大幅な減少を見せています。

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