ピーチ、バニラエア黄色いデザイン特別塗装機 3月から運航

ピーチ、バニラエア黄色いデザイン特別塗装機 3月から運航

ニュース画像 1枚目:ピーチ バニラエアデザイン特別塗装機
© Peach
ピーチ バニラエアデザイン特別塗装機

ピーチは2021年3月から、機体記号(レジ)「JA08VA」のエアバスA320型機を黄色の翼の特別塗装で運航します。

レジから分かる通り、元はバニラエアで使用されていたA320で、一時はフランス・トゥールーズで保管され、元バニラ塗装のまま2020年12月11日(金)に日本へ里帰りしていました。この機体は、2021年1月20日(水)、関西国際空港から台南空港に向かい塗装されると見られましたが、2月8日(月)に関空へ再びバニラエア塗装の尾翼を纏って戻っていたことが確認されています。

ニュース画像 1枚目:台南から戻ってきた際の塗装 (ヒロミさん撮影)
© FlyTeam ヒロミさん
台南から戻ってきた際の塗装 (ヒロミさん撮影)

航空ファンから、SNSで「バニラエアの黄色いデザインのまま運航して欲しい」と多くの反響があったことを受け、バニラエアのデザインでの運航を決めたと説明しています。バニラエアを知る方に懐かしさ、知らない方にピーチの新しい一面を感じていただける唯一の機体として運航すると説明しています。

また、バニラエアが新たな市場を作り、現在はピーチに引き継がれた奄美路線への想いを込め、機体左側のポート・サイドには「Fly Peach to AMAMI」と書かれたデカールが貼り付けられます。

デカールには、短い耳と黒い体が特徴のアマミノクロウサギ、国の天然記念物に指定されている瑠璃色の鳥 ルリカケスや伝統工芸品の織物「大島紬」の柄が採用されるなど、奄美群島にゆかりのあるデザインが隠れています。

※配信後、ピーチによる発表内容の変更にあわせ、一部内容を変更しています。

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