山形空港「写真でふりかえる震災」、24時間運用や臨時便受け入れ

山形空港「写真でふりかえる震災」、24時間運用や臨時便受け入れ

ニュース画像 1枚目:東日本大震災10年 写真でふりかえる震災と山形空港
© 山形空港
東日本大震災10年 写真でふりかえる震災と山形空港

山形空港は2021年3月10日(水)から3月28日(日)まで、展示「東日本大震災10年 写真でふりかえる震災と山形空港」を開催します。会場は、山形空港2階多目的ルームです。

2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災は、東北の太平洋岸が地震直後の津波で大きな被害を受けました。山形空港は被害を受けつつも、被災地の支援拠点となりました。展示では、山形県庁や山形新聞の資料、動画、パネルなどで当時の山形空港の様子をふりかえります。

東日本大震災の発生当日、山形空港も停電でターミナルビルが使用できず、これを受けて空港は閉鎖されました。しかし、翌日の3月12日(土)には滑走路の閉鎖を解除し、平常運用に戻し、被災地への救援活動を行う航空機を受け入れ、給油などで支援体制を作りました。

さらに、3月12日(土)から通常の運用時間が8時から19時30分までのところ24時間運用化し、災害派遣活動を最大限、支援しました。この24時間運用は、花巻空港、福島空港でも実施されました。陸路が寸断された被災地に迅速に対応するため、多くのヘリコプター、固定翼機が全国から集まり、甚大な被害への対応に大きな役割を果たしました。

山形空港の24時間運用は、4月7日(木)まで継続し、その後は6時30分から22時と4時間延長に移行し、4月29日(金)まで運用時間の延長が実施されました。その間には、被災地入りを目指す人たちに向け、通常の定期便が8便のところ、臨時便が多数運航されました。

期日: 2021/03/10 〜 2021/03/28
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