日本航空(JAL)は2021年3月22日(月)から、羽田空港の国内線を皮切りに自動チェックイン機・自動手荷物預け機にタッチレスセンサを導入します。この技術を導入する日本の航空会社はJALが初めてです。非接触でチェックイン、手荷物預け機器が操作可能になり、コロナ禍の感染予防対策が向上し、より安心して飛行機に搭乗できる環境になります。
導入されるタッチレスセンサは、自動チェックイン機が画面から2.5センチメートル、自動手荷物預入機が画面から4センチメートルの範囲の操作に反応します。羽田空港に加え、4月以降は新千歳、伊丹、福岡、那覇空港にも順次導入が予定されています。
このほか、JALは空港内で利用者が触れやすいチェックインカウンターや機器、車両などへ抗ウイルス・抗菌のコーティングにも力を入れています。3年から5年にわたって特定のウイルスを99.9%減少させる効果が確認されているコーティング液を使用しており、3月22日(月)時点では羽田空港国内線ターミナルのカウンターと各種機器、ステップ車へのコーティング、また新千歳、伊丹、成田、福岡、那覇でもカウンターの一部と自動チェックイン機、ステップ車へのコーティングが完了しています。
なお、JALは2020年8月下旬から9月前半に羽田空港で、非接触型の自動チェックイン機を試験的に導入し、操作性を確認していました。