成田国際空港(NAA)は2021年2月の空港運用状況を発表しました。1月に発出された緊急事態宣言の延長を受け、特に国内線旅客便の発着回数、旅客数が1月比で大幅に減少しました。
国内線旅客便は、発着回数が630回で前年比86%減、1月の1,534回から6割減となりました。旅行者数は71,368人で前年比88%減、1月の137,779人から5割減でした。
国際線旅客便は、発着回数が3,106回で前年比76%減、1月の3,634回から15%減でした。旅客数は80,566人で前年比96%減、1月の133,507人から4割減と、引き続き低水準が続いている上に、さらなる減少がみられました。
なお、国際線貨物は、輸送量が187,105トンで前年比24%増で、旅客便の運休・減便により貨物スペースが減少していることから引き続き好調で、2月として過去最高を記録しています。