ANAの元ゴールドジェット「JA02AN」離日、777「JA778A」も

ANAの元ゴールドジェット「JA02AN」離日、777「JA778A」も

ニュース画像 1枚目:特別塗装機「ゴールドジェット」として活躍した「JA02AN」イメージ(Kinyaさん撮影)
© FlyTeam Kinyaさん
特別塗装機「ゴールドジェット」として活躍した「JA02AN」イメージ(Kinyaさん撮影)

全日本空輸(ANA)のボーイング737-700型機、機体記号(レジ)「JA02AN」と、ボーイング777-300ER型機、「JA778A」が2021年5月18日(火)、離日しました。特別塗装機ゴールドジェットとして活躍した「JA02AN」はEH5671便としてアンカレッジへ、「JA778A」はNH9432便としてホノルルへ向かいました。

737-700「JA02AN」は、6月に完全退役を決定しているANAグループ最後の737-700のうちの1機でした。レントン工場で製造された機体で、2006年1月に初飛行。2006年2月から2013年1月まで、ラッキーカラー「金色」を施した特別塗装機「ゴールドジェット」として特別仕様で、名古屋(セントレア)/台北線など国際線にも投入されました。

名古屋を拠点に国際線を運航したこともあり、「シャチホコ」ジェットと呼ばれることもありました。退役時はプレミアクラス8席、普通席112席の国内線仕様で、最後の定期便は5月8日(土)の宮崎発羽田行きのANA614便でした。

777-300ER「JA778A」はエバレット工場で製造された機体で、初飛行は2007年1月。同月下旬に全日空(ANA)が受領し、以来14年間に渡り、一貫してANAで使用されました。ファースト8席、ビジネス52席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー180席の国際線仕様で、エンジンはゼネラル・エレクトリック製GE90を搭載していました。最後の定期便は3月31日(水)の札幌・新千歳発の羽田行きANA50便でした。

ニュース画像 1枚目:ANAの777-300ER「JA778A」イメージ(GOOSEMAN777さん撮影)
© FlyTeam GOOSEMAN777さん
ANAの777-300ER「JA778A」イメージ(GOOSEMAN777さん撮影)

なお、ANAの2021年度の機材計画では、3月末時点で保有していた737-700を6月までに全て退役、777-300/777-300ERは30機のうち、10機を年度末までに退役させる計画です。

※2021/5/19 13:33 内容を一部修正しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く