AIRDOとソラシドエア、共同会社設立で基本合意 ブランドは継続

AIRDOとソラシドエア、共同会社設立で基本合意 ブランドは継続

ニュース画像 1枚目:両社の持株会社設立のイメージ
© AIRDO / ソラシドエア
両社の持株会社設立のイメージ

地域密着型で運航するAIRDOとソラシドエアは、2022年10月を目途に共同持株会社を設立する方針を発表しました。両者は共同持株会社の傘下に入るものの、航空会社として経営の独立性・ブランドを維持し、提携による関係強化により、さらなる持続的発展を目指します。

AIRDOは「北海道の翼」、ソラシドエアは「九州・沖縄の翼」として、地域に根差した航空サービスを提供しています。持ち株会社を通じた新たな組織を通じて、両社が保有する人材・技術・施設等を最適化し、コロナ禍における経営基盤の強化を図ります。株式移転比率は、今後両社で協議のうえ、決定します。

共同会社設立を前に提携の第一歩として、マイレージプログラム、「My AIRDO」のAIRDOポイントと「ソラシド スマイルクラブ」のソラシドエアマイルの相互交換キャンペーンを7月から開始し、顧客にさらなる付加価値の提供を目指します。

なお、AIRDOとソラシドエアの筆頭株主の日本政策投資銀行(DBJ)は両社が発行する優先株式を引き受け、AIRDO株は北洋銀行、ソラシドエア株は宮崎太陽銀行もそれぞれ優先株式を引き受けます。これによりDBJ、北洋銀行、宮崎太陽銀行は、地域交通を支える重要インフラのAIRDOとソラシドエアががコロナ禍を乗り越え、今後の発展と成長をサポートします。

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