エミレーツ航空は2021年6月18日(金)、同社として通算120機目のエアバスA380型、機体記号(レジ)「A6-EVO」を受領しました。ロールスロイスのトレント900エンジンを4発搭載した機体です。エミレーツに今後、納入されるA380は、「A6-EVQ」「A6-EVR」「A6-EVS」の3機です。
「A6-EVO」は6月22日(火)、ドバイ/フランクフルト線のEK47、EK48便として定期便に投入されました。この機体はファースト14席、ビジネス76席、プレミアムエコノミー56席、エコノミー338席、計484席を搭載しています。
エミレーツ航空は2020年度にA380型を5機退役させ、新造機として3機を導入。2021年は5月に「A6-EVP」を受領しており、これに続く2機目の新造機導入です。エミレーツは保有するA380のうち約90機を運航ラインから外し駐機しています。新機材の導入とあわせ、一部のA380を運航ラインに戻し、輸送力を拡大する方針です。