お盆期間、ANA・JALの2019年比旅客数は41% 10社の搭乗率55%

お盆期間、ANA・JALの2019年比旅客数は41% 10社の搭乗率55%

ニュース画像 1枚目:羽田空港 イメージ
© FlyTeam ニュース
羽田空港 イメージ

全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)をはじめ、国内航空各社は2021年8月6日(金)から8月15日(日)まで2021年度お盆期間の実績を発表しました。ANAグループ、JALグループの2大航空会社を合わせた国内線の搭乗客数は113万3,321人となり、7月末の予約数から23,351人と例年より少ない増加に留まりました。2020年度と比較すると旅客数は増加したものの、2019年比で41%に留まり、夏のピークシーズンは2020年に続き半減以下で推移しました。

ANA、JAL、スカイマーク、AIRDO、スターフライヤー、ソラシドエア、フジドリームエアラインズ、ピーチ(Peach)、ジェットスター・ジャパン、春秋航空日本(SPRING JAPAN)と10社の提供座席数は3,15万8,270席、旅客数は172万3,924人でした。2020年比で座席数は92.5%、旅客数は144%、搭乗率は55%でした。旅客数は前年から増加したものの、航空各社の供給量が抑制的になっている様子です。

国際線は、提供座席数、旅客数とも2020年度から増加しているものの、2019年度と比較すると提供座席数は20%台から30%未満、搭乗率は10%未満で、7月末の予約数発表時から大きく変化はありません。アメリカ・ハワイ州はワクチン接種等で入国緩和されていますが、日本への帰国時の自主隔離が求められるなど、検疫体制の影響が色濃く出ています。また、旅客数にはオリンピック関連需要も含まれています。

ニュース画像 1枚目:2021年度お盆期間の旅客実績
© FlyTeam ニュース
2021年度お盆期間の旅客実績
メニューを開く