ボーイングは2021年9月1日(水)、航空機リース事業を手がけるグリフィン・グローバル・アセット・マネジメントとボーイング737-8新造機を5機、契約したと発表しました。グリフィンは初めて、ボーイングと購入契約を締結。この機材は、新型コロナウイルスの影響から回復する市場に提供する計画です。
グリフィンは、市場は回復の過程にあり、航空会社へ機材を提供する機会が増えつつあると説明。旅行を再開する人たちが増加し、その需要を満たすため、バランスの取れた供給量を提供することは不可欠だとコメントしています。
契約した737 MAXファミリーは、新たなエンジン搭載や機体改良により、運航効率を高め、運用の柔軟性も高まっています。また、前世代のボーイング737-800型と比べ、使用する燃料量と二酸化炭素排出量は少なくとも14%削減しています。
グリフィンはベイン・キャピタル・クレジットの支援を得て、航空事業への資金提供、資産管理業務を手がけています。最近ではイギリスのヴァージン・アトランティック航空の増資に応じています。また、ベイン・キャピタル・クレジットもオーストラリアのヴァージン・オーストラリアの再建を支援しています。