韓国、ボーイング737 MAXの運航を許可 残るは中国

韓国、ボーイング737 MAXの運航を許可 残るは中国

ニュース画像 1枚目:イースター航空の737 MAX (mototripさん 2019年2月撮影)
イースター航空の737 MAX (mototripさん 2019年2月撮影)

韓国の国土交通部は2021年11月22日(月)から、条件を満たした場合にボーイング737 MAXの運航を許可しました。韓国がこの機種の運航再開を許可したことで、アジアで主な航空市場では中国が引き続き運航再開を認可しておらず、その動向が注目されます。

2018年から2019年にかけて発生した2件の墜落事故を受け、2019年3月に各国の航空当局は相次いで737 MAXの運航停止を命じました。アメリカ連邦航空局(FAA)が2020年11月に耐空性改善命令(AD)を発行し、これを受けて同年12月にブラジルのゴル航空が世界で初めて定期便の運航を再開しました。

これ以降、アメリカ、ヨーロッパをはじめ世界各国の航空当局が運航再開を認可し、2021年夏にはアジア各国の航空当局でも徐々に、再開を認可する動きが広がってきました。インドは8月に、マレーシアとシンガポールが9月に、それぞれボーイング737 MAXの商用運航再開を認可しました。

11月現在、世界195カ国のうち179カ国が運航制限を解除し、22カ国の31社が737 MAXを定期便で運航しています。今回、韓国の認可により、アジアでは運航制限を維持している中国の航空当局の判断が注目されます。

なお、韓国ではイースター航空が737-8を2機、リースで保有しています。同社は経営再建を目指しており、韓国で運航が認可された11月22日(月)以降も、保有する2機はソウル・仁川国際空港で保管しています。発注済みの会社と機数を見ると、チェジュ航空が40機、大韓航空が30機を導入する予定です。このうち、大韓航空の5機はすでに組み立てが完了しています。

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