JALなどワンワールド8社、サンフランシスコ国際空港でSAF共同調達

JALなどワンワールド8社、サンフランシスコ国際空港でSAF共同調達

ニュース画像 1枚目:ワンワールドとアメティスが連携
© JAL
ワンワールドとアメティスが連携

日本航空(JAL)などのワンワールド加盟の8社は、カリフォルニア州の再生可能燃料製造、アメティス社(Aemetis Inc.)とSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)の購入意思を共同で表明しました。サンフランシスコ国際空港で、2024年から7年間、アライアンス加盟社全体で計約130万キロリットルのSAFを調達します。サンフランシスコを出発するJAL定期便に搭載されます。

2050年まで二酸化炭素排出量を実質ゼロ達成するカーボンニュートラルを共通目標として掲げており、各社が連携して取り組みを進めています。SAFは原料収集・生産・燃焼までのライフサイクルでCO2排出量を従来の燃料より大きく削減でき、カーボンニュートラル実現で現在の航空業界が注目している燃料です。アライアンスでのSAF調達は初めての取り組みで、今回の大型契約はSAFの開発・製造促進にもつながります。

JALは、アメティス社だけでなく、2025年に全燃料搭載量の1%、2030年に10%をSAF に置き換えることを目指し、世界各地でSAFを調達していく方針です。また、国内では全日本空輸(ANA)などと連携し、SAFの普及に向けた取り組みを進めます。

なお、アメティスとSAF調達に合意したワンワールド加盟会社はJALに加え、アラスカ航空、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンエアー、イベリア航空、カンタス航空、カタール航空です。

メニューを開く