カナダ空軍、哨戒機CP-140オーロラ派遣 瀬取り監視で5月下旬まで

カナダ空軍、哨戒機CP-140オーロラ派遣 瀬取り監視で5月下旬まで

ニュース画像 1枚目:カナダ空軍 CP-140オーロラ (じーく。さん 2019年6月24日撮影)
© FlyTeam じーく。さん
カナダ空軍 CP-140オーロラ (じーく。さん 2019年6月24日撮影)

カナダ空軍は2022年4月下旬から5月下旬まで、在日アメリカ軍嘉手納飛行場を拠点に北朝鮮籍船舶による日本周辺の「瀬取り」など違法な海上活動の警戒監視活動にあたります。使用する機材は、カナダ空軍の哨戒機CP-140オーロラです。国連軍地位協定に基づき、嘉手納飛行場を使用した監視活動は、2018年以降7度目になります。

国連安保理決議に基づく「瀬取り」を含む違法な海上活動への監視活動には、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツ、イギリスなどが継続して航空機、艦艇を派遣しています。カナダ空軍の哨戒機CP-140オーロラは2021年10月中旬から11月中旬まで嘉手納飛行場に派遣されています。

カナダ空軍の哨戒機CP-140オーロラは、機種更新プログラム「カナダ・マルチ・ミッション・エアクラフト(CMMA)」と寿命延長プログラムを進めています。機種更新では、ボーイングがP-8Aポセイドンを、対潜戦(ASW)、情報収集・監視・偵察(ISR)任務に対応する機材として提案しています。

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