JAL、国際線回復の牽引役「ハワイ路線」 最安5.5万円から販売

JAL、国際線回復の牽引役「ハワイ路線」 最安5.5万円から販売

ニュース画像 1枚目:ホノルルでのJAL (O.TAKUMAさん 2020年3月5日撮影)
© FlyTeam O.TAKUMAさん
ホノルルでのJAL (O.TAKUMAさん 2020年3月5日撮影)

日本航空(JAL)は、2022年4月28日(木)に日本発ハワイ行きで3年ぶりに1日600名の旅客輸送を記録し、国際線回復の牽引役としてハワイ路線に期待を寄せています。ゴールデンウィークは計5,000名の旅客がホノルルに向かい、観光目的の旅客回復の兆しを見せています。こうした流れを捉え、JALは4月28日(木)から夏休みの旅行を計画しやすいよう「やっと逢えるね、ハワイ」と銘打ち、キャンペーン運賃の販売をスタートしました。最安値は、成田/ホノルル線の往復55,000円で、羽田/ホノルル線は62,000円からです。

さらに、夏の旅行需要の拡大をめざし、増便します。成田/ホノルル線は5月に週6往復のところ、6月からデイリー運航を再開。羽田/ホノルル線は5〜6月に週4往復のところ、7月からデイリー運航とします。ジップエアも7月16日(土)からデイリー運航する計画を発表しています。

JAL旅客営業本部長の越智氏は、現地ハワイから「日本からのお客様が戻ってくることを待っている」との声を紹介。比較的手頃な価格で航空券を購入できるキャンペーン運賃の販売と増便で、国際線の回復につなげる考えを示しています。ハワイは長年、JALが観光客の送客に取り組んで来たデスティネーションで、6月以降の増便と手頃な価格で回復に弾みを付けます。

なお、燃油サーチャージ額は6月1日以降の発券分は、増額が決定しています。最安値を含め、日本発海外行き航空券を購入する場合、5月末までの購入がお得になります。日本発ホノルル行きの場合、5月末までの燃油サーチャージ額は片道12,700円、6月以降は23,600円です。その差額は片道10,900円、往復21,800円となるため、夏休みの海外旅行を計画する場合、5月末までに予約、発券まで済ませるのがお得です。

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