岩国の海兵隊や日本に寄港した空母などが参加 バリアント・シールドはじまる

岩国の海兵隊や日本に寄港した空母などが参加 バリアント・シールドはじまる

ニュース画像 1枚目:2020年に実施されたバリアント・シールドの様子
© U.S. Navy photo by Lt. Lauren Chatmas
2020年に実施されたバリアント・シールドの様子

アメリカ海軍の空母「ロナルド・レーガン(CVN-76)」をはじめ、空・陸・海兵・宇宙軍が参加し、2022年6月6日(月)から6月17日(金)までの日程で、グアム周辺で演習「バリアント・シールド2022(VS22)」がはじまりました。訓練には、CVN-76に加え、アメリカ海軍の空母「エイブラハム・リンカーン(CVN-72)」、強襲揚陸艦「トリポリ(LHA-7)」、空母や艦艇と共に行動する第1・3海兵遠征軍(I、III MEF)、グアムに拠点を置くアメリカ空軍第36航空団(36WG)などが参加し、航空機200機超、隊員13,000人以上が参加します。岩国航空基地の第12海兵航空群はF/A-18を12機、F-35Bを8機、KC-130J空中給油機を2機程度、人員380名程度を移動させており、訓練に参加しています。

「バリアント・シールド」は、隔年で実施されている陸・海・空・海兵、そして宇宙軍による共同演習です。人道支援、災害派遣、武力紛争など、さまざまな危機や不測の事態に迅速に対応するシナリオに基づき、合同部隊が共同・統合演習を重ね、特にインド太平洋地域での即応性を維持する演習です。2006年から開始されており、今回が9回目の演習です。

訓練に参加するCVN-76は母港の横須賀を5月20日(金)に出港、CVN-72は5月21日(土)から5月26日(木)に横須賀へ寄港、さらにLHA-7は5月20日(金)から5月22日(日)に岩国、5月29日(日) から6月3日(金)に横須賀に寄港していました。

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