航空会社お盆期間の旅客実績、2019年比で国際線4割 国内線8割に回復

航空会社お盆期間の旅客実績、2019年比で国際線4割 国内線8割に回復

ニュース画像 1枚目:cocoa11さん 2019年11月4日撮影 JA381A エアバスA380-841 全日空
© FlyTeam cocoa11さん
cocoa11さん 2019年11月4日撮影 JA381A エアバスA380-841 全日空

全日空(ANA)、日本航空(JAL)、ジップエア(ZIPAIR)、スプリング・ジャパン(SJO)の4社は、2022年度お盆期間(2022年8月6日~16日)の旅客実績を発表しました。国際線は4社合計で旅客数は27.6万人と、ほぼ予約時と同数の旅客が予定通りに旅を楽しんだようです。コロナ禍前の2019年と比較し、ANA・JALの大手2社は国際線が約4割、国内線も8割後半にまで旅客が戻っています。

国際線は、特に好調だったハワイ方面は、ANAが世界最大の旅客機エアバスA380型「フライング・ホヌ」で運航する成田/ホノルル線はピーク日にほぼ満席、JALもハワイ線は前年比で約13倍でした。

■2022年お盆期間 国際線旅客実績
航空会社 提供座席数(席) 総旅客数(人) 予約率(%)
ANA 166,109 128,649 77.4
JAL 179,041 129,085 72.1
ZIPAIR 30,160 17,936 59.5
SJO 882 787 89.2
4社計 376,192 276,457 73.5

国内線は、ANAグループ、JALグループ、スカイマーク、AIRDO、ソラシドエア、スターフライヤー、フジドリームエアラインズ、ピーチ、ジェットスター・ジャパン、スプリング・ジャパンの10社計で330.7万人が利用、搭乗率は73.0%でした。

■2022年お盆期間 国内線旅客実績
航空会社 提供座席数(席) 総旅客数(人) 予約率(%)
JAL 1,543,299 1,105,319 71.6
ANA 1,764,892 1,271,864 72.1
スカイマーク 296,475 249,726 84.2
AIRDO 97,921 74,505 76.1
ソラシドエア 106,042 65,230 61.5
スターフライヤー 57,009 42,308 74.2
フジドリームエアラインズ 88,672 65,080 73.4
Peach 342,780 243,328 71.0
ジェットスター・ジャパン 197,392 166,512 84.4
SPRING JAPAN 36,666 23,558 64.3
10社計 4,531,148 3,307,430 73.0

スカイマーク、ソラシドエアなどはコロナ感染者数の増加の影響から、9月の国内線便数を減らす予定です。ただし、今後の状況次第では再び回復、さらに秋の連休「シルバーウィーク」や年末年始期間に向けて、さらなる旅客の戻りが期待されます。

期日: 2022/08/06 〜 2022/08/16
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