マニアックすぎる… JAL アップサイクル商品、横浜高島屋で限定販売 4月12日から

マニアックすぎる… JAL アップサイクル商品、横浜高島屋で限定販売 4月12日から

ニュース画像 1枚目:商品を手がけたJALエンジニアリングの担当者
© 髙島屋
商品を手がけたJALエンジニアリングの担当者

日本航空(JAL)の整備会社「JALエンジニアリング」は、横浜高島屋で2023年4月12日(水)から25日(火)まで、航空機の廃棄部品を再活用(アップサイクル)した限定商品を販売します。2022年6月にも同様の商品を発売しており、好評につき第2弾としての開催です。

ニュース画像 1枚目:横浜高島屋で限定販売する航空機廃棄部品を再活用した商品
© JAL
横浜高島屋で限定販売する航空機廃棄部品を再活用した商品

(1) シートベルト キーホルダー
実際に使用されたシートベルトの取り付け部分を活用したキーホルダーに、エアバスA350型機の垂直尾翼が描かれています。

(2) キャビンウインドウ フォトフレーム
キャビンウィンドウを活用したフォトフレーム。ボーイング777型機の機体外側(アウターペン)へ実際に装着されていた部分を活用。機影の彫り込みもされています。

(3) 787 ピンバッジ
胴体外板や構造部の修理に使用する「チタン合金」の端材を活用。ボーイング787型機の機影を切り出し、熱処理によってチタンの特徴を活かした色の変化に仕上げています。

(4) 安全確認!OK サイン整備士
さまざまなエンジン部品を活用したオブジェ。整備士が親指を立てて「安全確認OK!」のサインを出す姿をイメージしています。

(5) ショットピーニング タグ
胴体外板の窓枠などを修理する際、強度を高めるために小さな硬い鉄の球を、高速で金属表面に衝突させる加工を行います。この加工を行う際に使用したテスト用の金属材に787の機影を彫り込んだものです。商品名もさることながら、発案した整備士の発想が、とてもマニア心をくすぐります。

(6) オリジナルゴルフセット (期間中、横浜高島屋での店頭受注のみ)
777の客室窓から製作したネームタグと、胴体外板や構造部の修理に使用する「チタン合金」を活用したグリーンフォークとマーカーのセットです。構造技術課で高い技術を持つ整備士が 1点1点、受注生産します。
*数量限定、先着順。1人1点限り。6月上旬(予定)配達予定。

(7) 747 ブレード キーホルダー
エンジン内部部品である、取り込んだ空気を圧縮するコンプレッサーのブレードを活用。整備士の金属加工技術を生かし、2種類のブレードから製作しました。

(8) JAL フリート記念 チタンプレート
歴代機のデザインを、各機のスペック(概要)とともに、1/1000インチ単位でチタン板に彫り込まれています。

(9) 尾翼型キーホルダー
チタン合金の板へ、787の垂直尾翼を忠実に再現した彫り込みを施しています。

(10) ベアリング ペン立て
エンジンの回転部分を支えるベアリングという部品を、ペン立てとして活用。重量感や質感などから、航空機部品であることを実感できます。

(11) JAL シートファブリックショルダーバッグ
シートデザインの変更により、廃棄する予定だった国際線用のシートファブリック(座席生地)で制作したポーチ付きショルダーバッグです。2019年まで国際線機材に使用されていたもの。

(その他) シートレザーを加工した新商品
ブランド「キプリス」を展開するモルフォ社とのコラボレーション商品。国内線普通席シートレザーの廃材を活用し、2Way クラッチショルダーバッグ、ラウンドファスナー長財布、ラウンドファスナー小銭入れの3アイテムです。ファスナーの引手部分には、チャームとして実際の航空機に使用されていた部品が付属されています。期間中、横浜高島屋での店頭受注のみ。

また、キッズイベントとして、4月15日(土)と16日(日)の2日間、小学生以下(事前予約制)を対象にオリジナルキーホルダーを製作するワークショップも開催します。

開催場所:横浜高島屋6階 Aエスカレーター前 イベントスペース

期日: 2023/04/12 〜 2023/04/25
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