フランス、鉄道で2時間半以内の国内線廃止令 5月23日から施行

フランス、鉄道で2時間半以内の国内線廃止令 5月23日から施行

ニュース画像 1枚目:エールフランス航空 A350 イメージ
© Air France
エールフランス航空 A350 イメージ

フランス政府は、鉄道で2時間30分以内で代替手段がある場合に、航空便の運航を禁止する政令を、2023年5月23日から施行しました。フランスの運輸担当大臣は「温室効果ガス排出削減政策における重要なステップであり、強力な象徴です」とし、世界で初めて運航禁止に踏み切ったことをアピールしています。

この政令により、フランスではパリ(オルリー)/ナント・ボルドー・リヨンの3路線の運航が禁止となります。国内線を運航するエールフランスでは、すでにこの3路線からは撤退済み。鉄道の乗り継ぎや高速鉄道を利用し、2時間30分以内という条件であるため、パリのシャルル・ド・ゴール発着の国内線やオルリー発着の3路線以外の国内線は除外されます。

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