JAL、「電動シーグライダー」米企業と提携 社会実装を目指す

JAL、「電動シーグライダー」米企業と提携 社会実装を目指す

ニュース画像 1枚目:REGENT Craft社が開発した「電動シーグライダー」
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REGENT Craft社が開発した「電動シーグライダー」

日本航空(JAL)は2023年10月6日、電動シーグライダーを開発するアメリカの「REGENT Craft」と包括連携協定を締結しました。両社は、交通課題の解決が期待される電動シーグライダーの社会実装に向けて取り組みます。

電動シーグライダーは、完全電動で水上数メートル上を飛行する地面効果翼機。翼と水面の間に閉じ込められた空気のクッション“Ground Effect(地面効果)”により、飛行することができます。従来の機船やモーターボートに比べて低コストで運用でき、航続距離は一度の充電で290kmを実現。これにより、環境に負荷をかけない新たな移動手段として、その実用化が期待されています。

「REGENT Craft」は2020年にアメリカで設立されたベンチャー企業。この連携でJALは、運航・整備管理などの制度の確立、実証飛行や関係当局の認証取得に向けた検討と協力を行います。また、JALUXが日本とASEANにおける販売代理店契約を締結しています。

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