航空機登録 2024年1月 JALのA35K 2号機が新規登録、元JR東海のヘリ抹消

航空機登録 2024年1月 JALのA35K 2号機が新規登録、元JR東海のヘリ抹消

ニュース画像 1枚目:羽田空港 2024年1月27日撮影 JA02WJ エアバスA350-1041 日本航空
© FlyTeam にしやんさん
羽田空港 2024年1月27日撮影 JA02WJ エアバスA350-1041 日本航空

国土交通省航空局によると、2024年1月の日本国籍の航空機登録は、新規登録1機、抹消登録6機、予約登録4機です。主な旅客機の動きは、日本航空(JAL)がエアバスA350-1000型機(A35K)を1機登録、A350-900型機を1機抹消しています。

■2024年1月 新規登録機
JALのA350-1000 2号機となる「機体番号:JA02WJ」は1月11日に新規登録されました。同機は1月14日に羽田空港に到着、26日より羽田/ニューヨーク(JFK)線で運航を開始しています。なお、初号機となる「JA01WJ」には日本到着後に特別塗装が施されましたが、「JA02WJ」は通常塗装のまま運用入りしています。

ニュース画像 1枚目:運用入り初日のJA02WJ
© FlyTeam オポッサムさん
運用入り初日のJA02WJ
登録日レジ番号航空会社機種製造番号
2024-01-11JA02WJ日本航空エアバスA350-104122102

■2024年1月 抹消登録機
1月2日に発生した羽田空港C滑走路上でのJALと海上保安庁の接触事故。JAL側の当該機である「JA13XJ」が、1月19日付で抹消されています。機齢わずか2年2か月での滅失で、A350型機としては全世界で初めての全損事故になってしまいました。なお、海上保安庁側の当該機である「JA722A (愛称:みずなぎ)」の抹消登録は、1月末日現在では行われていません。

ニュース画像 2枚目:在りし日のJA13XJ
© FlyTeam サンドバンクさん
在りし日のJA13XJ

このほか、2023年7月までJR東海が保有していたシコルスキーS-76C型機「JA11CJ」と「JA12CJ」が揃って抹消登録。2機ともに、新幹線を連想させる白地に青色のストライプが入ったカラーリングが特徴的でした。

抹消された機体のうち、2機がアメリカへ、1機がドイツへ、1機がスペインへ売却されています。

ニュース画像 3枚目:JA11CJとJA12CJが並ぶ様子
© FlyTeam ゴンタさん
JA11CJとJA12CJが並ぶ様子
抹消日レジ番号航空会社機種抹消理由
2024-01-10JA11CJ法人所有シコルスキーS-76Cアメリカへ売却のため。
2024-01-10JA12CJ法人所有シコルスキーS-76Cアメリカへ売却のため。
2024-01-19JA31MY個人所有アレキサンダー・シュライハーASH31Miドイツに売却のため。
2024-01-19JA13XJ日本航空エアバスA350-941機体滅失のため。
2024-01-23JA6800国土交通省ユーロコプターAS332L2スペインへ売却のため。
2024-01-29JA2293個人所有インタープリンダラ・デ・コンストルクティー・アエロノウティテェ・ブラソブIS-28B2航空の用に供さないため。

■2024年1月 予約登録機
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンがH160-B型機「JA25HC」を、三井住友ファイナンス&リースがレオナルドAW109SP型機「JA10KG」を予約。このほか、法人名義で2機のヘリコプターが予約登録されています。

レジ番号航空会社機種製造番号予約年月日予定年月日
JA888G法人所有アグスタAW109SP223252024-01-102024-03-26
JA25HCエアバス・ヘリコプターズ・ジャパンRGエアバス・ヘリコプターズH160-B未定2024-01-102024-12-01
JA25NA法人所有ベル412EP391222024-01-102024-07-31
JA10KG三井住友ファイナンス&リースレオナルドAW109SP223572024-01-292024-3-15
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