米航空局がB737型の古いモデルの検査を要請へ-サウスウエスト事故で

米航空局がB737型の古いモデルの検査を要請へ-サウスウエスト事故で

アメリカ連邦航空局(FAA)は現地時間2011年4月5日にも、サウスウエスト航空の機体上部に穴が開き緊急着陸、その後、同社の同型機の検査により発見された亀裂を受け、機齢が古いB737型の機体、特に胴体の金属疲労調査のため、電磁検査するよう通達した。この検査では、目視でみつからない亀裂を調査する。対象機材はB737型の300シリーズ400シリーズ500シリーズの3万フライトサイクル以上。該当する機材は全世界で175機で、このうちアメリカ国内では80機。

国土交通省は4月6日付けでの耐空性改善通報(TCD)を発行した。日本での非破壊検査の対象は日本航空(JAL)グループ16機、全日空(ANA)グループ15機、北海道国際航空(ADO)7機、スカイネットアジア航空(SNA)8機の合計46機。

この記事に関連するニュース
メニューを開く