エアバス、日本市場に製造する全ラインアップ提供へ JALとの契約で

エアバス、日本市場に製造する全ラインアップ提供へ JALとの契約で

エアバスは2013年10月7日、日本航空(JAL)からA350-900とA350-1000の発注を獲得しました。これにより、エアバスが現在製造を手がける全ラインアップが日本市場で導入され、日本でのプレゼンスも拡大しているとアピールしています。

エアバスは日本エアシステムの前身、東亜国内航空に1980年、東亜国内航空向けのA300B2K-3C、機体記号(レジ)「JA8464」で1機目を引き渡し。2013年3月15日、日本でエアバス100機目をジェットスター・ジャパンにデリバリーしました。こうした中、日本でのエアバス機は今後5年で2倍になる見込み。特に、発注残機数は2年前と比べ、現在は3倍に増え、順調に日本での市場拡大が図られているとしています。

また、エアバスは航空機製造にあたって日本企業との協力もアピール。ブリジストン、パナソニック、横河電気、ミネベアは現在、納入している機材で主要なサプライヤーとなっているほか、東レ、東邦テナックスは炭素繊維の供給で2010年に長期契約を結んでいます。

エアバス機はA380をスカイマーク、A350XWBをJAL、A330をスカイマーク、そしてA320は全日空(ANA)、スターフライヤー、ピーチ、ジェットスター・ジャパン、バニラ・エアへブランド変更するエアアジア・ジャパンにそれぞれ納入、または引き渡しされる予定です。

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