米海軍とノースロップ・グラマン、MQ-4Cトライトンの初期試験を完了

米海軍とノースロップ・グラマン、MQ-4Cトライトンの初期試験を完了

アメリカ海軍航空システム軍団(NAVAIR)は、MQ-4Cトライトンのカリフォルニア州パームデール・ノースロップ・グラマン施設における初期試験が、2014年3月13日に完了し、2017年の実戦配備に一歩近づいたと発表しました。

MQ-4Cトライトン カリフォルニア州パームデール・ノースロップ・グラマン施設 初期試験

試験は、さまざまなスピードと高度で性能を計測しフライト・エンベロープを拡張するもので、海軍とノースロップ・グラマンのチームは計画された14のうち13の飛行でこれを完了しました。試験中に81時間飛行し、最大で5万9,950フィートまで上昇し、568のデータポイントを達成しました。

また、トライトンに搭載する多機能アレイ・センサーなどのセンサー・システムとソフトウェアは、別の航空機で試験が進んでいます。

今後、パームデールで整備が行われ、6月か7月には初めて大陸横断飛行をして、第2段階の試験が行われるメリーランド州パタクセントリバー基地に移動します。

トライトンは1回のミッションで270万平方マイル以上をカバーし、24時間連日監視・偵察活動が可能です。P-8AやP-3C、EP-3Eなどの有人機は、より重要なミッションに振り向けることができます。

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