ボンバルディア・エアロスペース、新技術を用いたAPUを開発

ボンバルディア・エアロスペース、新技術を用いたAPUを開発

ボンバルディア・エアロスペースは2014年7月18日、温度制約のないブリードレス補助動力ユニット(APU)の試験を始めたと発表しました。この試験は2014年4月に、フランスのポーにおいて実施されました。

このAPUは華氏マイナス40度(摂氏も同じマイナス40度)の中でも10時間もの間、動作可能なリティウム・イオン・バッテリーを用いたエンジン・スターター、電力生成システムです。

この新技術は、低温環境でも動かすことができ、部品数が少ないため重量を軽量化でき、またAPUの寿命を延ばし、燃料を少なくし、温室効果ガスの排出量削減ができるとされています。さらに、航空の生産と組み立て工程を単純化でき、維持費削減に結びつくと期待されています。

開発にはサフラン・グループのマイクロターボとタレスが参画しています。

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