海上自衛隊、アルバニー船団記念式典に護衛艦「きりさめ」を派遣

海上自衛隊、アルバニー船団記念式典に護衛艦「きりさめ」を派遣

海上幕僚監部は2014年10月7日(火)から11月26日(水)にかけ、アルバニー船団記念式典に参加すると発表しました。パース近くのアルバニーで開催される式典で、海上自衛隊は日本からシンガポール、シンガポールからアルバニーの海域で、訓練などもあわせて行います。

式典への参加は護衛艦「きりさめ」と搭載機SH-60J/Kの1機で、乗員は約200名です。記念式典は10月31日(金)から11月2日(日)、共同訓練は式典前の10月27日(月)から10月30日(木)、式典後の11月3日(月)から11月7日(金)に実施します。

式典に参加する各国との友好親善、相互理解の増進を図り、訓練を通じて戦術技量の向上をめざします。訓練は、多国間共同訓練ディスタント・ショアーズで対空戦、対潜戦、対水上戦、射撃訓練などを行います。

なお、「アルバニー船団記念式典」は第一次世界大戦に赴くオーストラリア、ニュージーランド合同軍団(ANZAC)部隊を載せ、旧日本海軍の軍艦「伊吹」が護衛した最初の船団の出発100周年を記念するものです。2014年6月に開催された第5回日豪外務・防衛閣僚協議「2+2」で、海上自衛隊艦艇の参加が再確認されていたものです。

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